2019-05-28 第198回国会 参議院 環境委員会 第8号
もっと詳しく説明してもらってもよかったんですけれども、まあそういうことで、なかなか、さっきから質問聞いていますと開発が難しいというふうなことも聞こえますんですけれども、このグリーン冷媒技術を世界に先駆けて開発していくというのが日本の姿勢だというふうに聞いておりますけれども、他国の開発状況、製品への導入状況というのはどのようになっておりますか。
もっと詳しく説明してもらってもよかったんですけれども、まあそういうことで、なかなか、さっきから質問聞いていますと開発が難しいというふうなことも聞こえますんですけれども、このグリーン冷媒技術を世界に先駆けて開発していくというのが日本の姿勢だというふうに聞いておりますけれども、他国の開発状況、製品への導入状況というのはどのようになっておりますか。
先ほどもお話ございましたこのグリーン冷媒技術、これに関しまして、それぞれ経産省、環境省から、その取組状況を御報告いただきたいと思います。
現在ではエアコン等の分野で代替となるグリーン冷媒技術が確立されておらず、お示しすることが困難であります。このグリーン冷媒技術についても、今本当に各省連絡取りながらしっかり進めておりまして、私はそんなに遠くない時期にこのこともお示しできると、こう思っておるところであります。
経済産業省では、現時点で代替技術が見込まれない分野につきまして、産学官のプロジェクトにより、グリーン冷媒技術の開発を進めていくとともに、国際標準化を図り、日本のすぐれた技術を海外に展開することを目指しております。 また、環境省では、実用化しつつもコスト等の課題を有する分野につきまして、省エネ型自然冷媒機器の導入補助事業を実施しております。
具体的には、例えばグリーン冷媒技術が確立をした分野では、基準となる環境影響度、御紹介もありましたけれども、製品種別の平均GWPでございますけれども、このGWPを小さくする、これを製造者等の判断基準としてお示しをする、設定をするということで、この製品に基づく環境への影響を小さくしていく。
具体的な廃絶の時期については、現時点ではエアコン等の分野で代替となるグリーン冷媒技術が確立されていない段階で、必ずしもお示しすることが難しい状態でありますけれども、代替できる技術が確立できた場合には、可能な限り早期のフロン類の廃絶を目指すということを考えておるところであります。
こうした中、去る六月十五日に閣議決定されたいわゆる骨太の方針や未来投資戦略二〇一八におきましても、グリーン冷媒技術の開発、導入、国際展開の推進が位置付けられてございます。
こうした中、去る六月十五日に閣議決定されましたいわゆる骨太の方針あるいは未来投資戦略二〇一八におきまして、グリーン冷媒技術の開発、導入、国際展開の推進も位置付けられてございます。
代替フロンに代わるグリーン冷媒技術が既に開発されている分野であっても、導入は更に加速していく必要があると思いますが、今日、環境省さん来ていただいておりますので、改めて、この取組について環境省にお伺いをしたいというふうに思います。
二〇二九年を見越して、今からグリーン冷媒技術の開発に産学官が一体となって取り組んでいくことが必要だと思っています。日本の化学産業もあるいは家電メーカーも非常に品質の高いもので勝負をしているわけですから、そういう意味では、このグリーン冷媒を使った商品、あるいはグリーン冷媒そのものの開発といった点で、日本企業がアドバンテージをとれる可能性があるというふうに思っています。
日本がこの改正を受諾をして率先して削減義務を果たすことは、環境先進国としてグローバルな課題である地球温暖化対策に積極的に貢献をしていくとともに、世界に先駆けてグリーン冷媒技術の開発普及を進めて、日本の産業競争力を強化していく観点でも重要だと思っています。
私ども、日本がこの改正を受諾しまして代替フロンの削減義務を果たすということは、グローバルな課題であります地球温暖化対策に積極的に貢献していくという意味でも意味が高いと思っておりますし、あわせて、世界に先駆けてグリーン冷媒技術の開発普及を進めて、日本の産業競争力を強化していく観点でも重要であると考えております。